🐻Trailhead Academy サイトは近日中にリニューアルします!これに伴い、2024 年 4 月 30 日午後 11:00 (PST: 太平洋標準時) から 2024 年 5 月 6 日午後 4:00 (PST: 太平洋標準時) までの間、認定講師によるクラスへのお申込みを一時的に停止させていただきます。詳細はこちら。クラスに関してサポートが必要な場合は、Trailhead ヘルプにお問い合わせください。

ジョブロール

Architect

期間

対面: 3 日
バーチャル: 3 日

概要

受講対象者


このコースは経験のあるソリューションアーキテクトやテクニカルアーキテクト、または リード/シニアデベロッパー (開発者) を対象にしており、Anypoint Platform™ を使用して、機能要件と非機能要件を満たすインテグレーションソリューションの設計を学ぶためのコースです。Mule アプリケーションの開発やデプロイに関する事前の知識・経験を元に、Anypoint Platform がサポートする様々なデプロイオプションを使用して、Mule Runtime (Mule 4 と Mule 3) のためのインテグレーションソリューションを設計するためのガイドを行います。 このコースは Case-Study (ケーススタディ) ドリブンであり、ソリューションアーキテクチャや、組織におけるアーキテクチャ全体への影響を考えながらケーススタディを進めていきます。

このコースを完了することで、 MuleSoft 認定プラットフォームアーキテクト (MuleSoft Certified Platform Architect, MCPA) -レベル1 試験の受験準備ができます。2024年 4月 26日までにコースを完了すると、MCPA 受験権利が2回まで付与されます。

 

*2024 年 4 月 27 日以降に終了するクラスを受講された場合は、無償受験権利は付与されません。
スポンサーシップ制度終了のお知らせについてはこちらをご確認ください。


得られるスキル


このコースを完了することで、受講者は以下の知識・技術を得ることを目的としています:

  • 機能要件 (FRs) をビジネスと整合させ、効果的な粒度でバージョン管理された API と API データモデルに落とし込む。
  • RAML 仕様と Anypoint Platform コンポートを使用して、API関連アセットの作成と公開 (Publish) をサポートする。
  • Anypoint Platform のコンポーネントを使用して、API 呼び出しと API 実装のレベルで、非機能要件 (NFRs) を設計する。
  • イベントドリブンで API主導の接続性 (API-led Connectivity) アプローチを補強し、特定の要件に対応できるように設計する。
  • Anypoint Platform のデプロイメントオプションを選択する。
  • Anypoint Platform の DevOps, CI/CD, および テストの自動化機能の効果的な使用についてアドバイスをする。
  • Center for Enablement (C4E)の設立と運用に関するアドバイスをする。

 

対象者
 

一般的なインテグレーションアプローチ (SOAなど) とインテグレーション技術 / インテグレーションプラットフォームの経験を持ち、Anypoint Platform のコンポーネントに関する基本的な知識と経験を有するシニアソリューションアーキテクト、およびエンタープライズアーキテクトを対象としています

 

前提条件 ※必ずご確認ください
 

1.以下のうちいずれかに当てはまる方 (OR 条件、どれかが必須になります)

本コースは Anypoint Platform コンポーネントの知識や経験をお持ちの方を対象としています。条件を満たさない場合は内容を十分に理解できない可能性がございます。
 

 

2.Anypoint Platform コンポーネントの知識と経験

 

3.上記1,2に加え、開発やアーキテクチャの知識や経験:

  • JVM ベースのプログラミング言語の経験・理解 (何らかのJVMベースのプログラミング言語での開発経験を有するなど)
  • 任意の技術スタックを使用した、クラウドプラットフォームソフトウェア開発のアーキテクトとしての経験
  • 以下を含むエンタープライズインテグレーションについての理解
    • インターフェース定義やコントラクト
    • XML や JSON を用いたデータエンコーディング
    • REST API や SOAP Web サービス
    • SQL や NoSQL データベースアクセス
    • JMS や AMQP などを用いたメッセージパッシング
    • TCP/IP や HTTP, HTTPS などのネットワークプロトコル
    • シングルリソーストランザクション
  • Identity Provider (IdP), ロードバランサー, ネームサーバーなど、企業やクラウド技術のアーキテクチャの一般的なコンポーネントの目的を理解していること
  • 証明書, データ保管時 (at rest)・データ送受信時 (in transit) の暗号化 など、基本的なセキュリティの概念を理解していること

 

セットアップ要件
 

特になし


コース登録

レッスンとトピック

モジュール 1: コースの背景説明

  • Outcome-Based Delivery (OBD) の定義
  • このコースがOBDとどのように整合しているかを説明する
  • コースの用語を正しく使用する
  • このコースで使用する ArchiMate 3 の表記法のサブセットを認識する

 

モジュール 2: MuleSoft, アプリケーションネットワークのビジョン, そしてAnypoint Platform の紹介

  • MuleSoftのミッションの明確化
  • 拡大するITデリバリーギャップを解消するためのMuleSoftの提案を説明する
  • Anypoint Platform の機能とハイレベル・コンポーネントについて説明する

 

モジュール 3: 組織とプラットフォームの基礎の確立

  • C4E の構築とその成功を測る KPI の特定に関するアドバイス
  • Anypoint Platform のホスティングと Mule ランタイムのプロビジョニングのオプションを選択する
  • Anypoint Platform 上の組織構造のセットアップを説明する
  • Anypoint Platform の ID 管理 (Identity Management) と クライアント管理 (Client Management) の比較と対比

 

モジュール 4: API の特定、再利用、公開

  • 計画中の戦略的イニシアチブを、製品とプロジェクトにマッピングする
  • これらの製品を実装するために必要なAPIを特定する
  • 各 API をAPI主導接続性アプローチの 3 層層のいずれかに割り当てる
  • API の構成と連携について詳しく推論する
  • 可能な限り API を再利用する
  • 再利用のためのAPIと関連アセット (資産) の公開する

 

モジュール 5: Anypoint API Manager を使った、 API 呼び出しのレベルでの非機能要件の適用

  • Anypoint API Manager が API 呼び出しを制御する方法について説明する
  • API ポリシーを使用して、API 呼び出しに非機能要件を適用する
  • API ポリシーの適用を API 実装で行うか、API プロキシで行うかを選択する
  • API バージョンにアクセスするために、API クライアントを登録する
  • API にクライアントID/シークレットを渡すタイミングと方法について説明するI
  • システム API、プロセス API、エクスペリエンス API に適した API ポリシーのガイドラインを策定する

 

モジュール 6: 効果的な API の設計

  • コントラクトファーストのAPI設計とRAMLフラグメントの重要性を認識する
  • セマンティックAPIバージョニングを選択し、APIのバージョンのどの要素をどこで公開するかを理解する
  • Enterprise データモデルと Bounded Context データモデルのどちらを選択する
  • システムAPIを意識的に設計し、バックエンドシステムから抽象化する
  • 非機能要件 (NFR) を満たすために、HTTPベースの API 呼び出しの非同期実行とキャッシングを適用する
  • べき等な HTTP メソッドと HTTP ネイティブな optimistic concurrency のサポート

 

モジュール 7: 効果的な API 実装の構築とデプロイ

  • Muleアプリケーションとして実装された API 実装の autodiscovery (オートディスカバリー)について説明するs
  • Anypoint コネクタがどのようにシステム API にサーブするかを理解する
  • CloudHub の特徴と技術アーキテクチャについて説明する
  • APIクライアントが API 呼び出しの失敗から保護するための戦略を適用する
  • CQRSの役割、API接続におけるコマンドとクエリの分離について説明する
  • イベントソーシングの役割について説明する

 

モジュール 8: イベントドリブンアーキテクチャ (EDA) を使用して、 API 主導の接続性 (API-led Connectivity) をサポートする

  • APIによる接続性だけでなく、イベント駆動型アーキテクチャ (EDA) の要素も選択できるようにする
  • イベントとメッセージの宛先 (destination) を有効に活用する
  • API主導の接続性に応じたイベント交換 (exchange) パターンを実行する
  • Anypoint MQとその特徴について説明する
  • 特定の非機能要件 (NFR) に対応するために、Anypoint MQを使用してイベント駆動型アーキテクチャを適用する

 

モジュール 9: 本番環境への移行

  • 開発ライフサイクルにおける API 関連アクティビティを理解する
  • Anypoint Platform のツールや機能を利用した DevOps を理解する
  • API による接続性とアプリケーションネットワークの観点から自動テストを設計する
  • API パフォーマンスのスケーリングに関わる要因の特定する
  • Anypoint PlatformにおけるAPIバージョンの非推奨 (depreciate)化と削除 (remove)
  • 単一障害点 (single points ) を特定する

 

モジュール 10: アプリケーションネットワークの監視と分析

  • Anypoint Platform の監視、分析、およびアラートで使用されるデータについて説明する
  • API 呼び出しのレベルで Anypoint Platform が収集するメトリクス (指標) について説明する
  • Anypoint Analytics で利用可能な API メトリクスのグループ化について説明する
  • Anypoint Platform 内外で API 分析を行うためのオプションを利用する
  • API主導の接続性のすべての層で、API呼び出しの主要メトリクスに対するアラートを定義する