期間

対面: 2 日
バーチャル: 2 日

概要

受講対象者


この前後編のコースは、開発者やアーキテクトが Anypoint Platform™を使って、APIの開発とインテグレーションの基礎を学ぶためのものです。

前編は、Anypoint Platform™に 関わるどなたでもが 対象であり、 Anypoint Platform を使っ て、公開されたAPIの発見、利用、デザイン、ビルド、デプロイ、そして管理を学びます。このコース ではコーディングは行いません。

※本コースは「Getting Started with Anypoint Platform (Anypoint Platform 入門)」と同等の内容です。

 

メモ:本コースには自習コースもございます。(モジュール 1〜 モジュール 5 までが前編の内容になります)

 

 


得られるスキル


このコースを修了することで、参加者が以下のスキルを身につけることを目的としています:

  • アプリケーションネットワークとAPI 主導の接続性(API-led Connectivity)の利点を 説明することが できる。
  • Anypoint Exchangeを中央ポジトリとして使って、アセットの 発見や再利用をすることができる。
  • Flow Designer を使って、Anypoint Exchange に公開されているAPIと接続したり、データの変換 を行うための、 インテグレーションアプリケーションを構築することができる。
  • API Designer とRAMLを用いてAPI仕様を定義し、Anypoint Exchange に公開することでAPIを再利 用可能にする。
  • Anypoint Studioを使って、データベースと連携したり、データを 変換するAPIを構築する。
  • CloudHubにAPI 実装をデプロイする。
  • API Manager を使ってAPI プロキシを作成し、APIへのアクセスを制御する。

 

受講のための前提条件
 

  • XML, JSONなどのデータフォーマットに関する基礎的な理解
  • HTTP, REST, SOAPなどインテグレーションに関する技術の基礎的な理解

 

必要なセットアップ
 

  • コンピュータについて:
    • 8-16GB RAM (推奨:16GB), 2GHz CPU, 10GBの空きストレージ
    • 解像度1024x768以上のモニター
  • インターネットについて:
    • インターネット下り速度5Mbps以上、上り速度2Mbpsの速度
    • Port 80と3306が使用可能であること
  • 対応ブラウザ: 最新版のGoogle Chrome, Safari, Firefox または Microsoft Edge
  • Anypoint Platformアカウント
  • Mule Runtime 4に対応したAnypoint Studio 7.11.0~(最新バージョンの Anypoint Studio)
  • Salesforce開発者アカウント(通常のアカウントとは異なります)
    および、Salesforce 開発者アカウントから発行された APIアクセストークン
  • Advanced REST Client(Postman などの REST API クライアントアプリケーションも代用可)

より詳しい情報はこちらのデータシートをご確認ください。


コース登録

レッスンとトピック

モジュール 1: アプリケーションネットワークと API 主導の接続性(API-led Connectivity)の概要

  • アプリケーションネットワークとその利点
  • API 主導の接続性(API-led Connectivity)を使ったアプリケーションネットワークの構築
  • ウェブサービスと API
  • API の呼び出し(secure & unsecure APIs)

 

モジュール 2: Anypoint Platform の概要

  • Anypoint Platformの利点とMuleSoftのアプローチ
  • アプリケーションネットワークを構築するための各コンポーネントと役割
  • Anypoint Platformを知る
  • Anypoint Exchangeに公開されたAPIやその他のアセットを探す
  • Flow Designer を使った、基本的なシステム連携インテグレーションの実現

 

モジュール 3: API の設計

  • RAML(the Restful API Modeling Language)を使ったAPIの定義・デザイン
  • デザインした APIスペックのテスト(Mocking Service)
  • Anypoint Exchangeを使った、APIスペックのプライベート公開
  • Public API Portalを使った、APIスペックの外部公開

 

モジュール 4: APIの作成

  • Anypoint Studioを使ったMuleアプリケーションの開発とテスト
  • コネクターを使ったデータベースへのアクセス
  • DataWeaveのグラフィカルエディターを使ったデータの変換
  • RAMLスペックを使った、RESTful APIインターフェースの作成
  • APIインターフェースと API実装との連携
  • Anypoint StudioとAnypoint Platform間での、APIスペックの同期

 

モジュール 5: APIのデプロイと管理

  • Muleアプリケーションのデプロイ方法
  • MuleアプリケーションのCloudHubへのデプロイ
  • API Managerを使ったAPIプロキシの作成とデプロイ
  • API Manager使ったAPIプロキシへのアクセス制限