概要
受講対象者
このコースは、Anypoint Platformのアドミン担当者(運用者)、開発者、またはアーキテクトが、CloudHubにデプロイされたMuleアプリケーションを管理・モニターする経験を積むことを目的としています。
*このコースは CloudHub1.0を対象にしています。
[重要] 価格の変更について
本コースは、2023年 10月 1日以降に開催するクラスを対象に、価格を変更させていただきます。新しい価格についてはこちらのリーフレットをご確認ください。
得られるスキル
このコースを修了することで、参加者が以下のスキルを身につけることを目的としています:
- CloudHub上のMuleアプリケーションを設定、デプロイ、管理、モニター、そして分析することができる
- CloudHub上のMuleアプリケーションのロードバランシングと高可用性(HA, High Availability)の設定を行うことができる
- Anypoint Platform REST APIs を使って、CloudHub上のMuleアプリケーションを管理することができる
受講のための前提条件
- システム管理とサーバーコマンドに関する知識
- XML, CSV, JSONなどのデータフォーマットに関する基礎的な理解
- HTTP, JMS, JDBC, REST, SOAPなどインテグレーションに関する技術の基礎的な理解
必要なセットアップ
より詳しい情報はこちらのデータシートをご確認ください。
レッスンとトピック
モジュール 1: Anypoint Platform入門
- Anypoint Platformの機能概要
- Anypoint Platformで管理できること
- Muleアプリケーションの管理に関わる操作とタスク
- MuleアプリケーションをCloudHubにデプロイ・管理するためのステップ
モジュール 2: ユーザーとリソースの管理
- ビジネスグループと環境の作成
- Anypoint Platformユーザーの管理
- Anypoint Platform ロール (役割)の作成と管理
モジュール 3: Muleアプリケーションの管理
- CloudHubへのMuleアーカイブのデプロイ
- アプリケーション設定と機能
- ダウンタイムなしでMuleアプリケーションをアップデートする
モジュール 4: Muleアプリケーションの監視と分析
- Runtime ManagerとAnypoint Monitoringを使ったMuleアプリケーションの監視
- Muleアプリケーションのための管理指標ダッシュボードとアラートの作成
- MuleアプリケーションとMuleワーカーのログのダウンロードと管理
- ビジネスイベントから作成したMuleアプリケーションのKPIトラッキング
- Persistent (永続的な) オブジェクトストアのデータをRuntime Managerで管理する
モジュール 5: Muleアプリケーションの設定
- Mule アプリケーションを環境間で昇格させる
- 環境変数を使ったMuleアプリケーションの設定切り替え
- 非表示プロパティを使ったMuleアプリケーション設定
モジュール 6: パフォーマンスと信頼性のゴールを達成する
- Muleアプリケーションのパフォーマンスチューニング、スケーリング、オプション、ソリューションアーキテクチャについて
- Muleアプリケーションを複数のワーカーにデプロイする
- 複数のワーカーにデプロイされたMuleアプリケーションのロードバランサーとフェイルオーバー時の挙動をテストする
モジュール 7: CloudHubのインフラを管理する
- CloudHubリージョンにVirtual Private Clouds (VPCs) を設定する
- MuleアプリケーションをVPCにデプロイする
- プライベートな通信のために、ファイアウォールのルールをVPCに設定する
- Dedicated Load Balancer (DLB) をVPCと活用する
モジュール 8: 管理タスクの自動化
- Anypoint CLIツールを使った管理タスクの自動化
- Anypoint Access Management と Runtime Manager REST APIを使った管理タスクの自動化